神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

きちんと考えて行動する

人間は生きていくための最低限の活動を無意識に行えることに加えて、他の多くの生物とちがい意識を与えられ、中でも自由意志という大きな恵みを与えられています。他の生物にはない特徴であるこの精神的資質(能力)を高めていくことは、人間にとって当然の…

責任の範囲

人間は身体的にも精神的にも霊的にも自由であるべきです(パレスチナの人々!)。 しかし自由には責任が伴うと言われます。その人の居場所により、また社会的所属や年齢により、様々な責任が覆いかぶさってきます。その人の表面的な見た目の立場によって自分…

知識は信仰ではない

今日の引用箇所はとても短いです。 「私はスピリチュアリズムが信仰だとは思いません。知識です。」(「シルバー・バーチの霊訓7」10章) ここにおいでの皆さんは、もしそう思いたければスピリチュアリズムのことを信仰と思っていただいていいですよ。・…

豊かさに至る最初の鍵

どれほど物質的に恵まれていても、どれほど権力や高い地位を誇っていたとしても、精神が自由でなければ豊かとは言えない、少なくともその豊かさを味わうことは出来ないと思います。 人生から最大限の恵みを引き出す最初の鍵はあらゆる意味で自由であること、…

真の成功者

昨日も同じテーマで書こうとはしていたのですが、どうも準備が不十分で断念したところたまたま夜に「スノーデン」という映画を見ていたらそのものズバリのテーマだったので、これを逃すわけにはまいりません。 世に成功という言葉はざらにあっても真の成功は…

これからは霊と精神の時代

霊的真理の伝道師であるシルバーバーチが地上に降下したのは今からちょうど百年前、1920年代初頭のことで、それからほぼ60年間真理普及の活動に携わったわけですが、その間地上に起こった変化についてこう述べています。 「大雑把に言えば、地上におけ…

安心とお慰めの土台

神の子は地上にあって安心と慰めの土台の上にすくすくと成長するようにというのが本来の神のご計画です。その土台をもたらすものが親近感や同情心、僚友精神、同志的友情です。家族とかパートナーというものもそもそもそれがきっかけで出来上がってきたのだ…

遠いと思うから遠い

別に他人に公言しなくてもいいから、ただ知っておいてほしいのです。というのも霊的真理は役立つからです。知っているだけで得するからです。 ・・・と書いておきながら一抹の後ろめたさも感じます。知識には責任がともない霊的真理を知って得した人には、そ…

霊の成長における大きな差

私たちはしばしば人を見た目や表面的な性格で判断するのですが、その見た目などの違いがどれほど大きくバラエティに富んでいるにしても、霊の成長度合いにおける違いに比べればドングリの背比べです。霊の成長におけるそれは本当にピンからキリであって、そ…

知識と成長

地上人生の目的は一言で言うと死後生活の準備です。地上人生だけを見ていると目的はわからないのです。 この死後生活の準備が整うと人は実にあっさりとラクラクと死を超えて新たな人生へと移っていけるのです。実に自然な流れでなんの苦痛もありません。でも…

史上空前の霊的恩恵の時代

真理は永遠不変ですが、その知識を心身に銘じ、真の自我に目覚め、悟り、霊力と愛に満ち、暗さと困難を吹き飛ばすことは、かつては努力の末に勝ち取るものでした。今もその基本は変わらないのですが、スピリチュアリズムの現代にあってはそれはずっと易しく…

新しい概念

歴史を学んでいても、私たちはどうしても当時の人々ではなく自分たちの感覚で出来事を捉えてしまいます。そんな遠い昔は言うに及ばず、自分自身に関わることでも肌感覚は意外なほど変化していて、かつては当たり前と思っていたことが今では全然古臭いという…

光り輝く存在

神は全宇宙とそこに満つる万物と、それらすべてを永遠にわたり完全無欠に運営するための摂理を設計され、そのあとは宇宙を摂理による支配に任されています。そう考えるとわかりやすいです。ということは神が私たちの関心事にいちいち干渉されることは絶対に…

日常の中に瞑想を

見た目に囚われない心、あまりに短絡的に結果を求めない態度と同時に、忙しい日常の中にあっても心を静かにして瞑想の時を持つのがいいようです。 それは、そもそも地上生活を始める前しっかりと心に刻んでいながら、生まれると同時にすっかり忘れてしまった…

闇は有ってはならない

モネが好きで近場で展覧会があればいつも見に行きます。モネが影に色を付けたので当時の鑑賞者は困惑したそうです。影に色があるなんて。しかしよく観察してみれば真っ黒な影なんて実際は存在しないのです。 世界はすべての側面で相対的であるとはよく書かれ…

まことを尽くす(結果を求めない)

自分の進路は間違っていないかどうか、正しい道を歩んでいるのかどうか、それを結果や成果で判断することはできません。短い一生涯の出来事で人生が成功だったか失敗だったか判断するのは間違いであり、それは一種の教条主義の呪いにほかなりません。 死んだ…

精神の構造変革

霊性開発の方法をもう少し具体的に別の受け入れられやすい言い方でいうと、精神の構造を作り変えることです。 一口に頭が良いといっても様々な頭の良さ、知能があるとされますが、たとえばIQが高い人はニューロンどうしのつながりがそうでない人にくらべてシ…

人間の真の敵

小は身近な人間関係から大は戦争や環境破壊など社会の抱える問題は様々ですが、それは真の問題の末端として目に見える形で現れてきているのです。いくらトカゲの尻尾を切ってもまた生えてくるように、社会問題もその根源を絶たなければ真に解決はできません…

宗教はシンプル

宗教とは一体何でしょう。宗教といっても人間の作り出したそれではないですよ。神様が私たちに与えてくださった教えとしての宗教のことです。 それはものすごく単純なのではないでしょうか。対するに人間の作った宗教はものずごく複雑で、わけがわからなくな…

せっかちになってはいけません

「あなた自身が手にされた知識を寛容の精神で他人に披露して、その良さを知ってもらうための努力を忍耐強く続けてください。」 霊的真理についてこれまで書き続けてきて、自分が特に寛容さを発揮しているなんて考えたこともありません。真理の知識は万人に広…

霊力の戦士

シルバーバーチが一人の兵士に語りかけます。「あなたは英国の軍人でいらっしゃいますが、あなたにもぜひ参加していただかねばならない、もっと大きな戦いがあります。」 ここにある大きな戦いとはスピリチュアリズムつまり霊的真理普及のための戦いで、目に…

無知(は克服されていくと)の知

霊的真理がもたらす大いなる恵みをあらためて書きますとこうなります。 「人間は物的身体ではなく永遠なる霊的存在であり、年齢とともに衰えることなく、内部の神性が開発されるにつれてますます光輝を増していく存在であると説いているのです。」 死はおろ…

すべての個人が幸福になる方法

国全体のGDPが上がったからといって国民一人ひとりが幸福になるわけではありませんから、気にする必要はないと思うのです。とはいえ必要最低限の暮らしができていなければ、幸福追求の土台がないことになります。そこのところが日本に限らず全世界的課題です…

基本をすっ飛ばして幻に怯える私たち

シルバーバーチはこう語っています。「霊的というと、これまではどこか神秘的なとられ方をされてきましたが、そういう曖昧なものでなしに、実在としての霊の真相を説くということです。」 霊という言葉のせいでみんな怪しいと感じ、遠ざけようとしますが、そ…

死んでも悩み続ける人

死んだら肉体から解放されるので、地上で暮らしていた頃の様々なしがらみや厄介事からも解放されてセイセイする。それは霊的な知識のある人はもちろんそうでない人もある程度はそうだろうと思っていました。またみんなそう思うから自殺する人も出てきてしま…

規律ある自由

真理の光のもたらすもの。その最大のものは何と言っても"自由"です。しかしそれだけではありません。大きすぎる自由を前に人間は不安になるかもしれませんが、そんな心配が要らないのです。というのも、真理は自由と同時に"正しさ"をもたらすからです。真理…

神の御業に感じ入る

UFOが墜落するリアルな夢を見て面白かったです。芝生の公園のようなところにUFOが落ちたというので、みんな走って見に行くと地面に這いつくばるように円盤が落ちています。しばらく見ているとモニターが円盤上に伸びてきて宇宙人が自己紹介を始めるのですが…

一番楽ちんな生き方

私事で恐縮ですが、なぜ私が霊的真理を信じるようになったのかというと、私が非常に面倒くさがりで、怖がりで、そのくせ負けん気が強いからです。その結果もっとも間違いがなくもっとも安心できしかももっとも楽できる、つまり無駄なことをしないで済む生き…

すべてを愛でつなぎなおす役割

人間以外の動物は摂理違反を犯さないという話を聞いた(ような)ことがあります。人間ほどの自由意志が無い分だけ、摂理通りに活動せざるをえないからです。大きいリスクを犯さない分、大きく成長することもなく地道にゆっくり成長し続けています。人間はと…

学び続けるのが人間

神は人間を意図を持って創造されました。人間の身体の殆どの部分が一定の成長を終えて大人になるとあとは衰える一方なのに、脳はそうではありません。神経細胞の数が多少減っても、そのつながり方は無限にあってどこまでも新しいことを学び続けられます。脳…